三脚の「カーボン813EX」を使いやすいよう改良

写真を本格的に始めたとき最初に買った三脚が「スリック カーボン 813EX」でした。
当時カーボン製の三脚で価格が2万円弱と非常にコストパフォーマンスが高い製品で
評判も良かったです。

SLIK CABON FIBER CARBON 813 EX
仕様 :
全高 : 1,705mm
縮長 : 665mm
重量 : 2,010g
段数 : 3段
パイプ径 : 27mm
材質 : カーボンファイバー

ただコストダウンのためか、三脚の脚にグリップが付いておらず極寒地で撮影すると
寒さで脚が冷えすぎて素手で持てなくなってしまいます。
購入してからずいぶん経ちますが、使いやすいよう自分でグリップを付けてみました。

グリップの取り付け

ホームセンターで内径が24mmのスポンジパイプを購入します。
スポンジがどこにあるのか分からなかったのですがクラフト・ホビー売り場にありました。

itec スポンジカバー SGB-300(4535395001180) \270円

三脚の脚の長さが38cmあるのですが、このスポンジは長さが36cmとこの三脚のために
あるのかというぐらいジャストサイズな製品です。

脚の1段目にあるナットを緩めて足を分解

脚の1段目にある足を緩めるナットはそのまま回すと外れるようになっています。
ナットを外した後に2段目以降の脚を引っ張るとすんなりと外れました。
ナットの先端には三脚を締めるためのハーネスがあるので無くさないよう保管してください。

ネジの部分はグリスが塗ってあるのでパーマセル等でベトつかないよう養生してあげます。

スポンジをぐいぐいと押し込んでいき、ある程度刺さったら市販のエアダスターで空気を
入れスポンジを膨らませながら奥に差し込んでいきます。
スポンジを膨らませるため空気を漏れないように端を塞ぐのと、エアダスターを出すこと、
さらにスポンジを下に降ろすという事を同時にやらないといけないので1人だと厳しいです。

コンプレッサーとブロアガンがあれば風量が多くあっという間にスポンジを入れる事が
できるのですが一般家庭だとそんなもの無いですからね…。

そして完成したのがこちら! なかなかいい感じになったのではないでしょうか。
スポンジを付けたことにより脚の径が太くなり持ちやすくなりました。

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